ドロウジーズ

スピッツ多めです

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

一行詩集、ラズベリー

君から盗んだスカート 鏡の前で苦笑い オーロラのダンスで素敵に寒いひとときを ——— 惑星のかけら 夜には背中に生えた羽を見せてくれたマリ ——— 僕の天使マリ 晴れた空だ日曜日 戦車は唾液に溶けて 骨の足で駆けおりて 幻の森へ行く ——— 日曜日 バナナ浮かぶ…

点と点

点と点とは「僕」と「君」のことだろう。点という消え入りそうな小さなものをメタファーとして与えているのは、スピッツで度々歌われるふたりが出会うことの途方もない偶然と、しかし出会うのはこのふたりでなければならなかったのだという絶対的な必然がこ…

言葉

スピッツの詞世界において「言葉」とはなにか。

名前をつけてやる

タイトルからして子供っぽい意地につつまれている。しかし最後のサビののち一転しゃんしゃんしたギターとマサムネのラララ…という声が静やかにひびいて終わるという不思議なバランス感覚をもった曲である。では、順番に見ていこう。 一番のメロは「まぬけな…